
本コラムでは、タキロンシーアイの技術者がマイクロモータ(コアレスモータ・ブラシレスモータ・ギアヘッド)に関する専門知識を解説しています。医療機器・産業用工具・光学機器など幅広い分野でのモータ選定にお役立てください。
製品開発エンジニア・設計担当者向けに、モータ選定の技術的ポイントを詳しく解説。「どのモータを選べばよいかわからない」「コアレスとブラシレスの違いを知りたい」といった疑問にお答えします。

医療機器の小型化と高精度化が進むなか、駆動源となるモータの果たす役割は年々大きくなっています。歯科治療機・内視鏡・電子ピペット・手術支援ロボットなど、医療現場で使われる多くの装置にモータが組み込まれ、装置の機能や性能を支える基幹部品として活…

インバータは、家電製品から産業機器まで幅広い分野で使われている電力変換装置です。エアコンや冷蔵庫の省エネ運転、工場でのモータ回転数制御、エレベータの滑らかな加減速など、生活と産業の現場を支える基幹技術として知られています。一方で、装置内部の…

モータが回転している間、出力されるトルクは完全には一定になりません。瞬間的なトルクはわずかな増減を周期的に繰り返し、回転力の変動として現れます。周期的なトルク変動が「トルクリップル」です。トルクリップルが大きい状態では、振動や騒音、位置決め…

モータの極数(ポール数)は、モータ内部に形成される磁極の数を示す基本仕様で、回転数やトルク特性を左右するパラメータです。マイクロモータの設計や調達の現場では、2極と4極のどちらを選ぶべきか、極数の増加が特性へ与える影響について疑問が生じます…

産業機器や医療機器、ロボティクスなどの分野では、機器の小型化と必要なトルクの確保を両立させる設計が、製品性能を左右します。「同じサイズのまま、もう少しトルクを上げられないか」「小型化を進めたいが負荷に耐えられるか不安」といった悩みは、開発現…

モータの回転速度を正確に把握し制御する技術は、機器の性能や安定動作(要求仕様)に直結し重要です。 「回転速度の計算式を知りたい」 「電圧やトルクが回転速度にどう影響するのか理解したい」 「精密な速度制御を実現する方法を検討したい」 といった…

モータ用カーボンブラシは、整流子(またはスリップリング)と摺動接触して電流を伝達する部品で、直流機では整流子の作用と組み合わせて回転を維持します。産業用モータから電動工具まで幅広い機器に使用されており、カーボンブラシが摩耗したり整流が乱れた…

モータを機器に組み込む際、軸の固定方法が不適切だとスリップによるトルク伝達ロスや異常振動が発生します。最悪の場合、部品脱落による事故や装置破損につながるおそれも否定できません。医療機器や産業用精密機器では、わずかな固定不良が製品性能や安全性…

モータと歯車を組み合わせると、回転速度を減速しながらトルクを増幅し、用途に応じた出力特性を得られます。モータ単体は高速回転で動作するため、産業機器で求められる低速・高トルクの出力を実現するには、歯車による減速機構を用いることが一般的です。 …

電気回路図記号(JISでは電気用図記号と呼ばれる)は、電源・抵抗器・コンデンサ・トランジスタ・モータなど、電気回路に使用される部品を統一された図形で表現する規格・ルールです。日本ではJIS C 0617として日本産業規格に定められており、国…